パラグアイの鳥(Birds in Paraguay, Aves en Paraguay)
アメリカチョウゲンボウ (タカ目 > ハヤブサ科 > ハヤブサ属 > アメリカチョウゲンボウ)
- 2013年7月15日、パラグアイの世界文化遺産トリニダー・デル・パラナを見学した。首都アスンシオンから413km、エンカルナシオンから31km、国道6号線沿いにある。イエズス会・グアラニー族の伝道村として1706年に建設されたが、1768年スペイン国王によってイエズス会はアメリカから追放され廃墟となった。廃墟となった石垣の上にたたずむ鳥を見た、ハヤブサの姿をしている、ちょっと小型だ、背中の模様を確認できなかったがアメリカチョウゲンボウのようだ。やや近寄って写真を撮っていたら、飛び立って少し離れた木の梢に移動した。
- パラグアイ国イタプア県トリニダー・デル・パラナ 2013/07/15
- 和名: アメリカチョウゲンボウ, Espanol: Cernicalo americano, English: American Kestrel, 学名: Falco sparverius
- Order: Falconiformes > Family: Falconidae > Species: F. sparverius, Binomial name: Falco sparverius
- Wikipedia: 北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、カナダと米国北部に分布する個体は南方で越冬する夏鳥ですが、雄の個体の中には留鳥となるものもあります。森林や草原、農耕地、民家近く等に生息します。肉食性で昆虫類、節足動物、小型爬虫類、鳥類、小型哺乳類等を食べます。高速で羽ばたき空中で静止(ホバリング)したり岩や樹上、サボテン、電柱等の高所から周囲を見渡し獲物を探します。
日本名でアメリカチョウゲンボウと呼ばれる猛禽ですね、メスみたい (パラグアイ国トリニダー・デル・パラナ 2013/7/15 12:181, SX50)
舞い降りた (パラグアイ国トリニダー・デル・パラナ 2013/7/15 12:19, SX50)
飛び立とうとしている、少し離れた木の頂上に止まった (パラグアイ国トリニダー・デル・パラナ 2013/7/15 12:19, 12:23, SX50)
カンムリカラカラ(タカ目 > ハヤブサ科 > Caracara属 > カンムリカラカラ)
- 2013年4月26日、午後5時過ぎ帰宅するため職場のアスンシオン大学工学部CITECの外に出たら大きい鳥が飛んでいくのを見た、 ワシかタカかな?ここで見かけるのは3回目だ。どうやら大学校舎をねぐらにしているハト軍団をねらって飛来するらしい。 願いを聞き入れてくれたようで割りと近くの木に止まってくれた。もっと良いカメラだったらもう少し鮮明に撮れたのに、 モデル料は払わないよ、でもありがとう。
- パラグアイ国ルケ市アスンシオン大学工学部CITEC構内、2013/04/26
- 和名: カンムリカラカラ, Espanol: Carancho, English: Southern Crested Caracara, 学名: Caracara plancus
- Order: Falconiformes > Family: Falconidae > Genus: Caracara > Species: C. plancus, Binomial name: Caracara plancus
- Wikipedia: 草原や農地など開けた環境に生息します。小型哺乳類や鳥類、昆虫類、爬虫類、カエルなどを捕食することもありますが、生きた獲物を捕らえるのはそれ程得意ではなく、動物の死骸も食べます。
日本名でカンムリカラカラと呼ばれる猛禽ですね。ワシやタカと異なって足ではなく、くちばしで獲物を殺すそうです(パラグアイ・ルケ市 2013/4/26 17:21, EX-ZR100)
Asunción大学工学部CITEC横の木に舞い降りたカラカラ (パラグアイ・ルケ市 2013/4/26 17:20, EX-ZR100)
CITECのセンター・タワー、時々カラカラが舞い降りる、飛び出した姿、ぶれたけど上空の姿と同じ (パラグアイ・ルケ市CITEC 2013/6/18 16:58, EX-ZR100)
CITECのセンター・タワーにまたカラカラが降りた、後ろ姿が分かる (パラグアイ・ルケ市CITEC 2013/08/21 09:10, SX50)
背を伸ばすとより猛禽のイメージになるね、SX50なので模様も分かる、首と風切羽の裏は白い (パラグアイ・ルケ市CITEC 2013/08/21 09:12, SX50)
大統領宮殿近くで空を飛ぶ大きな鳥を見た、やや低空なので羽の模様も分かる、Caracaraのようだ (パラグアイ国アスンシオン中心街 2013/09/07-11:37, SX50)
I was walking around the Asuncion city center. I looked up and saw a big bird flying grandly in the sky near the Presidential Palace. I immediately tried to take a photo. I got it. Thanks for relatively low flying I can see the pattern of the wing. Grandly Caracara flies over the sky of the capital.
アスンシオン中心街の散歩の途中、空高く飛ぶ大きな鳥を見た、やはりCaracaraのようだ (パラグアイ国アスンシオン中心街 2013/09/28-12:11, SX50)
チマンゴカラカラ(タカ目 > ハヤブサ科 > Milvago属 > チマンゴカラカラ)
- 2013年9月11日、朝8時前、CITECに着くと大きい鳥が2羽木に止まっているのが見えたので、研究室からカメラを持ち出した。戻ったら、1羽だけ木に残っていたので写真を撮った。腹部の模様がいつも見かけるCaracaraと違う。違った種かな?
- パラグアイ国ルケ市アスンシオン大学工学部CITEC構内、2013/09/11
- 和名: チマンゴカラカラ, Espanol: Chimango, English: Chimango Caracara, 学名: Milvago chimango
- Order: Falconiformes > Family: Falconidae > Genus: Milvago > Species: M. chimango, Binomial name: Milvago chimango
- Wikipedia: The Chimango Caracara (Milvago chimango) is a species of bird of prey in the Falconidae family. It is found in Argentina, Brazil, Chile, Paraguay and Uruguay. The Chimango is found as far south as Tierra del Fuego and is a vagrant to the Malvinas Islands.
朝、CITECに着くと大きい鳥が2羽木に止まっているのが見えたので、研究室からカメラを持ち出した。戻ったら、1羽だけ木に残っていたので写真を撮った。腹部の模様がいつも見かけるCaracaraと違うし、少し小さい。違った種か、それとも幼鳥かな? (パラグアイ国ルケ市CITEC構内 2013/09/11-08:02, SX50)
木の枝からまもなく飛び上がった、低空飛行の姿をカメラで追った。 (パラグアイ国ルケ市CITEC構内 2013/09/11-08:02, SX50)
風きり羽が白っぽく見える、Caracaraといっしょだ。2羽飛ぶのを見たが同じ種だろうか? (パラグアイ国ルケ市CITEC構内 2013/09/11-08:02, SX50)