パラグアイの鳥(Birds in Paraguay, Aves en Paraguay)
テリバネコウウチョウ (スズメ目 > ムクドリモドキ科 > コウウチョウ属 > テリバネコウウチョウ)
- 2013年4月26日、スペイン語の現地語学訓練で滞在したパラグアイ国イタグア市内ホームステイ先の庭に来た小鳥です。全体が黒、光の当たり方によって輝く青色が乗って見える小さい小鳥です。この小鳥(Shiny Cowbird)は託卵で育つそうで、ナンベイコマツグミの仮親が餌を与えている(ほほえましい?)光景の写真も撮れました。後日、大学構内の庭に馬が2頭フラリとやってきた。2階の廊下から見下ろしていたら2種類の小鳥が近づいてきた。1種類はウシタイランチョウ、もう1種類はこの鳥だった。集まった小鳥の数がどんどん増えて10数羽になった。馬に関係する餌をさがしているようだ。中には馬の糞をほじくっているのもいた。拡大してみると未消化の植物の種を食べているようだった。
- パラグアイ国イタグア市、2013/01/14, 2013/01/15, パラグアイ国ルケ市アスンシオン大学工学部CITEC構内、2013/06/07
- 和名: テリバネコウウチョウ, Espanol: Tordo renegrido, English: Shiny Cowbird, 学名: Molothrus bonariensis
- Order: Passeriformes > Family: Icteridae > Genus: Molothrus > Species: M. bonariensis, Binomial name: Molothrus bonariensis
- Wikipedia: The Shiny Cowbird (Molothrus bonariensis) is a passerine bird in the New World family Icteridae. It breeds in most of South America apart from the most dense jungles, mountains and deserts (although spreading into these habitats as they are modified by humans), the coldest southernmost regions (e.g. Tierra del Fuego), and on Trinidad and Tobago. Like most other cowbirds, it is a brood parasite, laying its eggs in the nests of many other bird species, such as (in Brazil) the Rufous-collared Sparrow and the Masked Water Tyrant.
黒い小鳥、Shiny Cowbird、よく見ると青光りしています (パラグアイ国イタグア市 2013/01/15 07:05, SX50)
親子のほほえましい姿、と思ったら違っていた。左の黒い小鳥(Shiny Cowbird)は託卵で育つんだ、優しい仮親だね (2013/01/14 18:34, SX50)
Asuncion大学工学部CITEC構内にフラリとやって来た馬にまとわりついているShiny Cowbird (パラグアイ国ルケ市 2013/06/07 09:55, 09:57, SX50)
Asuncion大学工学部CITEC構内にフラリとやって来た馬にまとわりついているShiny Cowbird (パラグアイ国ルケ市 2013/06/07 09:58, 09:59, SX50)
やや離れた電話線に群れて止まった小鳥、同じ種かな?ちょっと大きく見えた感じ (パラグアイ国ルケ市Asuncion大学工学部CITEC構内 2013/7/5 08:57, 08:58, SX50)
茶色っぽく縞模様の入った個体も何羽かいる、Cowbirdの幼鳥(Juvenile)かな? (パラグアイ国ルケ市Asuncion大学工学部CITEC構内 2013/7/5 08:58, SX50)
ラパッチョの花に群がっている小鳥、全身が黒い、Cowbirdのようだ (パラグアイ国アスンシオン市ウルグアイ広場 2013/08/10 14:25, 14:29, SX50)
冬も終わりかな、暖かくなってCowbordも地面で餌探し (パラグアイ国アスンシオン市ウルグアイ広場 2013/08/31 12:239, SX50)
ヒゴシツリスドリ (スズメ目 > ムクドリモドキ科 > ツリスドリ属 > ヒゴシツリスドリ)
- 2013年10月31日、アルゼンチン側のイグアスの滝観光のため国立公園に入園するとすぐ歩道中央に立っている木に沢山の小鳥の釣り巣が見えた。小鳥も出入りしている。沢山の観光客が毎日通るためか人間を殆ど気に止めていない様子。体全体が黒く、飛ぶと背中から腰にかけて濃い赤色が目立つ。くちばしは薄い黄色、目の交際は空色をしている。ツリスドリの仲間に腰の部分が緋色のヒゴシツリスドリという種がいた。
- アルゼンチン国イグアス国立公園 2013/10/31
- 和名: ヒゴシツリスドリ, Espanol: Arrendajo cola escarlata, English: Scarlet-rumped Cacique, 学名: Cacicus uropygialis
- Order: Icteridae > Family: Cacicus > Genus: C. uropygialis > Species: C. uropygialis, Binomial name: Cacicus uropygialis
- Wikipedia: The Scarlet-rumped Cacique (Cacicus uropygialis) is a passerine bird species in the New World family Icteridae. It breeds from eastern Honduras to Panama and in the Pacific lowlands of South America from western Colombia south to Ecuador, and in the lower reaches of the northern Andes. There are several subspecies, some of which have been proposed for elevation to full species status.
木に沢山の黒い小鳥が出入りしている。背中と腰の部分が濃い赤い色をしている。 (アルゼンチン国イグアス国立公園 2013/10/31-09:22, SX50)
木の枝に沢山の袋状の巣が釣り下がっている。この巣を作る主がこの鳥だ。 (アルゼンチン国イグアス国立公園 2013/10/31-09:22, SX50)
全体が黒いが飛ぶと背中部分の緋色が大変目立つ。 (アルゼンチン国イグアス国立公園 2013/10/31-09:23, SX50)