パラグアイの鳥(Birds in Paraguay, Aves en Paraguay)
オキナインコ (オウム目 > インコ科 > オキナインコ属 > オキナインコ)
- 2013年11月17日、アスンシオン中心街にある立法院()前広場を通ったら、数羽のインコの群れが草原で餌を捕っていた。スズメなどに比べやや大きいので以前トリニダー遺跡で見たオキナインコだろうと思った。ここで見るのは初めてだ。夏になり木になる果物が少なくなったので餌を求めて飛び回ってここに来たのかもしれない。草原で何を食べているんだろう?写真を見ると特定の草の葉や実を取って食べているようだ。遠くから見るとなぜオキナインコなんて言うのか分からないが、近くで見ると頭とのどのあたりが白っぽく老人風情に見えなくもない。
- 2013年7月15日、パラグアイの世界文化遺産トリニダー・デル・パラナを見学した。首都アスンシオンから413km、エンカルナシオンから31km、国道6号線沿いにある。イエズス会・グアラニー族の伝道村として1706年に建設されたが、1767年スペイン国王によってイエズス会はアメリカから追放され廃墟となった。廃墟に生えるヤシの木に沢山の小鳥を見た、インコの姿をしている、尾が長く体が緑色でヤシの木の葉の中に止まると保護色でなかなか見つけられない。撮った写真からオキナインコと分かる。
- パラグアイ国イタプア県トリニダー・デル・パラナ 2013/07/15, アスンシオン立法院前 2013/11/17
- 和名: オキナインコ, Espanol: Cotorra monje, English: Monk Parakeet, 学名: Myiopsitta monachus
- Order: Psittaciformes > Family: Psittacidae > Genus: Myiopsitta > Species: M. monachusi, Binomial name: Myiopsitta monachus
- Wikipedia: 原産地は南アメリカ、野生種は背面全体が明緑色で、額、頬から胸にかけては淡灰色で濃灰色のスカラップ模様があります。腹部は淡い黄緑色、風切羽は濃青色で尾は長く先にかけて細くなります。嘴はオレンジ色です。
オキナインコが草原から木に飛び移ったが、また草原に下りて餌をとり始めた。 (パラグアイ国アスンシオン立法院前 2013/11/17-10:13, 10:20, SX50)
数メートル先で餌をとっている、なぜか木陰の所にいることが多い。カマドドリが通りかかった。 (パラグアイ国アスンシオン立法院前 2013/11/17-10:22, SX50)
足の指を使って特定の葉を食べている。オキナインコの群れは5, 6羽だった。 (パラグアイ国アスンシオン立法院前 2013/11/17-10:23, 10:30, SX50)
ヤシの木の間を沢山のオキナインコが飛び回っている、保護色でとても見つけにくい。 (パラグアイ国トリニダー・デル・パラナ 2013/7/15 10:33, 10:36, SX50)
保護色で良くは見えなかったが写真を見ると1羽かなりはっきり写っていた.。 (パラグアイ国トリニダー・デル・パラナ 2013/7/15 10:37, 10:52, SX50)
キカタインコ (オウム目 > インコ科 > Brotogeris属 > キカタインコ)
- 2013年5月28日、朝の8時頃、職場のアスンシオン大学工学部CITEC構内に着いたらにぎやかな小鳥の声に出迎えられた。沢山の緑色の小鳥が木の葉に見え隠れしている。インコだ。でも木の葉が茂っていて良く見えない。1,2羽が代表して見える小枝に出てきてしばらくじっとしていてくれた。
- パラグアイ国ルケ市アスンシオン大学工学部、2013/03/15 FIUNA構内、2013/05/28 CITEC構内
- 和名: キカタインコ, Espanol: Chiriri, English: Yellow-chevroned Parakeet, 学名: Brotogeris chiriri
- Order: Psittaciformes > Family: Psittacidae > Genus: Brotogeris > Species: B. chiriri, Binomial name: Brotogeris chiriri
- Wikipedia: The Yellow-chevroned Parakeet (Brotogeris chiriri) is native to tropical South America south of the Amazon River basin from central Brazil to southern Bolivia, Paraguay and northern Argentina.
- キカタインコ(Brotogeris chiriri)はブラジル中央からボリビア南部、パラグアイ、アルゼンチン北部までのアマゾン川流域の南米南部が原産です。この鳥は身長20-25cmであり、たいていライトグリーン色をしています。たたんだ翼の肩下に沿って黄色い縁があり、それは飛んでいるときにも見えます。
木の葉に隠れてにぎやかに鳴き交わしているキカタインコの群れから1, 2羽が出てきてくれた。 (パラグアイ国ルケ市 CITEC構内 2013/05/28 07:53, 07:59, EX-ZR100)
朝、にぎやかな鳴き声、見ても保護色おまけに逆光で分からない.。かろうじて撮れた。 (パラグアイ国ルケ市 CITEC構内 2013/08/30 09:08, 08:09, SX50)
夕方、にぎやかな鳴き声、果実めあてかな、見ても保護色で分からない。かろうじて撮れた。 (パラグアイ国ルケ市 CITEC構内 2013/09/25-16:04, SX50)
アスンシオン大学工学部(FIUNA)構内の巨大なトックリキワタが沢山の美しい花をつけている。にぎやかなインコの声がする、でも姿を探せない。すごい保護色だ。
見当をつけて花の写真を撮ったらインコも写っていた。蜜のある部分をかじっているのかな。 (パラグアイ国ルケ市 FIUNA構内 2013/03/15 08:25, EX-ZR100)