The Euphrates River Area (May 3, 2007 - May 5, 2007)
Sabkhat al-Jabb?l (サバハット アル・ジャバル) May 3, 2007
From Aleppo to Sabkhat al-Jabb?l (アレッポからサバハット アル・ジャバルへ)
アレッポを予定通り朝の7時半に出発。 旅行参加者はシニアボランティア同僚の6人とこの旅行の企画をしているアレッポ大学考古学教授、それに運転手、全8人です。
8:09 出発後30分くらい、アレッポの農家です。
Sabkhat al-Jabb?l (サバハット アル・ジャバル)
アレッポから南下してシリア最大の自然湖Sabkhat al-Jabb?l(サブハット アル・ジャバル、塩湖)近くの村を訪問しました。
8:10 村に着きました。石垣の向こうに土のドームのようなものが沢山見えます。
Sabkhat al-Jabb?l (サバハット アル・ジャバル)
8:45 道路沿いに沢山土のドームが並んでいる。コッベと言うんだそうです。アラビア語でドームの意味です。
その向こうは湖です。塩分濃度の高い塩湖です。
Sabkhat al-Jabb?l (サバハット アル・ジャバル)
8:57 塩湖なので昔は塩を取っていた。でも現在は有害物質が流れ込み採取禁止になっている。
塩湖はヨルダンの死海だけじゃないんだ。観光客でにぎわう死海と比べ、なんと寂しい光景なんだろ。
Sabkhat al-Jabb?l (サバハット アル・ジャバル)
9:07 塩湖を離れ、山の方にあるシャレーレ村に行きました。Jabboul(ジャバル)とはアラビア語で山のことなので、 ここが本命のSabkhat Al Jabboulなのかな?
Sabkhat al-Jabb?l (サバハット アル・ジャバル)
9:12 これはお客さん用のコッベです。入り口が1つで3つのドームが見えます。中の部屋は1つで3つのドーム状の屋根を持っている構造です。
Sabkhat al-Jabb?l (サバハット アル・ジャバル)
9:24 中を見せてもらいました。外はかなり暑くなっているのですが、中に入るとひんやりした感じがして涼しいのです。 じゅうたんが敷いてあって、とってもくつろげる部屋でした。
そうか、この伝統的な家のつくりは日本のテレビで見たことがあった。なるほど、と実感。
Sabkhat al-Jabb?l (サバハット アル・ジャバル)
9:27 ここに村が出来たのは200年くらい前のこと。シャレーレ村と言う地名は滝のある村の意味。なるほど水が湧き出る泉があるんだ。 なんと、泉には魚まで泳いでいました。
Sabkhat al-Jabb?l (サバハット アル・ジャバル)
9:28 外国人が来た、子供たちが顔をだしました。興味深そうです。かわいいですね。
Sabkhat al-Jabb?l (サバハット アル・ジャバル)
夏は気温がかなり高くなるのでしょう。でもこのコッベと泉と動物たち(羊とロバを見た)があればビレッジの生活も快適なのでしょう。ちなみに、人間用のコッベのほかに鶏用の小さなコッベもありました。
地球上でホモサピエンスの生活圏は広いな。
Sabkhat al-Jabb?l (サバハット アル・ジャバル)
10:05 コッベの中で朝食です。じゅうたんの上にビニルシートを敷いて食卓に早代わりです。日本の伝統的な畳敷きの家では座って食事をしていた。 それと似ています。アラビアでは床に絨毯は必需品。絨毯の上で日本流でいうあぐらをかく動作をよくします。
用意された食事はホブズ、チーズ、ヨーグルト、卵、ポテトチップ、ピックルス、香辛料、牛乳(羊かヤギ乳?)、紅茶などです。
Sabkhat al-Jabb?l (サバハット アル・ジャバル)
10:27 薄くって丸いブレッドはシリアでどこでもでます。新鮮な卵と牛乳はみんな美味しいと言って食べました。 塩、砂糖、紅茶以外はみんな自家製なのでしょう。