JICAシニア海外ボランティア イン シリア

「ラタキアに住居探し出発」

私の派遣先はラタキアにあるティシュリーン大学です。そこに住むための住居を探す必要があります。 現地のことは分からないのでJICAシリア・オフィスが援助してくれます。ダマスカスからバスで出かけました。 バスに乗るまでは援助付きですが乗ったら一人です。4時間位かかります。ここは中間の休憩地点です。 夕暮れになりました。一人だとちょっと心細いですね。

「Damascus, Lattakia中間の休憩地点」

中継地点にはバスが何台も止まっています。私が乗ったのは真ん中の青っぽい「カドムース」バスです。日本でも高速バスが走っていますが、同等かそれ以上です。運賃は日本に比べ大変安く、4時間位の道のりで170sp(シリアポンド、約340円)です。シリアでバスは大変便利です。中で水やクッキーなどのサービスもあります。

「Lattakiaのホテル」

ラタキアに着いたら、先任の江崎さんが出迎えてくれました。案内されたホテルはここです。地中海沿いにあって、カジノ・ホテルと言います。

「Lattakiaのカジノ・ホテル内部」

ホテル内部です。ちょっと変っています。ヨーロッパ風？それともロシア風？古いようでドアは昔風の鍵。自動ロックではありません。

「ホテルから見える海岸」

ホテルの部屋から外を見ると地中海が見えます。貨物船が停泊しています。

「ホテル近くの公園」

ホテルに隣接して公園があります。ちょっと散歩しました。

「公園の花」

花が咲いています。何の花か知りません。

「公園の花」

日本では沖縄に良く見られるハイビスカス。やはり南国の花が咲くんだ。

「公園の木」

この木何の木？ラタキアは地中海沿岸の街なので、シリアで雨の最も多い地域です。木々も結構よく育っています。

「地中海沿岸」

同僚の住むアパートから見た光景です。このすばらしい光景に引かれて住居を決めたんだそうです。地中海沿岸の南国風景です。

「地中海沿岸」

沿岸が遊園地になっています。

「地中海沿岸」

こちらは西方向かな？地中海が水平線まで続いています。キプロス、ギリシャ、イタリアなど地中海の諸国が向こうにあります。

「昼食」

たまたま行き会ったレストランに入って昼食を食べました。珍しくライス料理があったので食べてみました。鶏肉とヨーグルト付きです。フランス風かな？美味しかった。最後に店のオーナーかシェフかやってきて、私のメニューを選んでくれてありがとう、歓迎します、デザートにアイスクリームなどただでおごります、という。英語なので理解できた。ジュースと頼んだ。確かに無料だった。面白いね！お米料理を頼む日本人なんて珍しかったのかも。

「帰途」

2日間のラタキア滞在も終わりです。また帰りのバスに乗りました。しばらく地中海沿岸を走ります。

「帰りの高速バス」

帰りに乗った高速バス「ズリーク」です。ダマスカスとラタキア間には3社くらいのバスが走っていてサービス競争もあるようです。このバスはサービスがいいと大学の人から聞きました。前、中央に出口があります。

「ラタキアとダマスカスの休憩地点」

ラタキアとダマスカスの中間の休憩地点に着きました。あっ、見覚えがある、この建物。

「ダマスカスへ」

休憩後ダマスカスまで直行です。砂漠風の光景が続きます。夕暮れになってきました。空には雲がかかっています。茜色に染まる雲の色はシリアも日本も同じです。

「ダマスカスのホテルに帰還」

ダマスカス・インターナショナル・ホテルにつきました。朝、ホテルの窓から外をみました。雲が出ています。いわし雲かな、秋の季節も深まってきたようです。以前には空は晴れて雲はほとんどありませんでした。涼しくなってきました。